県内にある「栃木DARC」は、設立から20年の歴史を持つ、
最先端の依存症者向け回復プログラムを実践する回復施設です。
県内には、回復のステージ別の3拠点に加え、
特別なケアが必要な回復期のための滞在施設、
全国でも数少ない女性向け専門施設があり、
「5拠点体制」で回復のプログラムを実践しています。
栃木DARCで行われているプログラムは、
自助グループで行われる「12ステップ」を基礎としたものですが、
認知行動療法やソーシャルスキルトレーニングなど、
近年の医療・臨床心理・福祉の知見を生かした、
より専門的に体系化されたプログラムとなっています。
また「依存症からの回復」のみならず、
「依存を必要としない、本来の人間性の回復」をめざした、
セルフケアや自己表現のためのプログラムも用意されており、
従来の更生/治療という文脈を超えて、
ホリスティックな方向性を持った回復施設として発展してきています。
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